2021第43回東日本学生ハンドボール選手権大会

2021第43回東日本学生ハンドボール選手権大会

2021第43回東日本学生ハンドボール選手権大会

2021第43回東日本学生ハンドボール選手権大会《インカレ出場校の監督及び選手インタビュー》
  (令和3年8月12日:カメイアリーナ仙台)


第43回令和3年度旨味太助記念「東日本学生ハンドボール選手権大会」が仙台で開催、男女計6大学が全日本インカレ出場権を獲得


 第43回令和3年度旨味太助記念「東日本学生ハンドボール選手権大会」が8月10日から12日まで、宮城県仙台市のカメイアリーナ仙台(仙台市体育館)、若林体育館の2会場で開催された。北海道学連、東北学連、関東学連、北信越学連から男子16大学を4組、女子8大学を2組に分けてリーグ戦を実施し、各組1位には11月6日から10日に山梨県甲府市で開催される「令和3年度全日本学生ハンドボール選手権大会」の出場権が与えられる。
以下、最終日に行なわれた試合の概要です。

【男子A組】
立教大学 43 (21- 4, 22- 8) 12 北海道大学 ※立教大学がインカレ出場権を獲得


立教大学#11 白築一磨選手

 立教大学は試合開始直後こそ得点機を逃すが、前半4分に北海道大学のイエローカードから#21大久保光将(1・浦和学院)がこの試合チーム初得点をあげると、強度の高いディフェンスから速攻で連続加点に成功して4-0とリード。北海道大学が早くもタイムアウトをコールして流れを変えようとするが、立教大学は連続でパスカットに成功して、持ち味の速攻から得点を重ねた。ディフェンスでも北海道大学を4点に抑え、21-4と大量リードで前半を折り返す。

 後半に入っても、立教大学は手綱を緩めなかった。最後まで自分たちのハンドボールをやり切った立教大学が、北海道大学を43-12で勝利してインカレ出場権を獲得。


【男子B組】
富士大学 32 (15- 7, 17-14) 21 金沢星稜大学 ※富士大学がインカレ出場権を獲得


富士大学#5 安食颯斗選手

 金沢星稜大学に速攻から得点を許すなど、序盤から追いかける展開となった富士大学だが、#5安食颯斗(2・山形中央)の速攻や、#2天沼樹(3・盛岡南)の得点で5-4と逆転に成功する。金沢星稜大学に3点差前後で喰らいつかれるが、富士大学は前半25分過ぎに速攻から安食が得点を重ねるなど、15-7で金沢星稜大学をリードして前半を終える。

 後半、富士大学は立ち上がりから得点を入れて、金沢星陵大学との得点差を広げていく。金沢星陵大学がGKを外してコートプレーヤーを7人としたパワープレーで勝負をかけてきたが、富士大学はその間で金沢星陵大学に得点を許さない。その後、安定した戦いを続けた富士大学が金沢星陵大学を32-21で下して、インカレへの道を確保した。


【男子C組】
慶應義塾大学 32 (17- 9, 15-12) 21 青森大学 ※慶應義塾大学がインカレ出場権を獲得

【男子D組】
仙台大学 47 (24- 8, 23-13) 21 北星学園大学 (11日) ※仙台大学がインカレ出場権を獲得

【女子a組】
富士大学 36 (16-14, 20-13) 27 国際武道大学 ※富士大学がインカレ出場権を獲得


富士大学#7 福岡南菜選手

 全勝同士の対決となり、勝利した大学がインカレ出場権を獲得する試合となった。前半開始序盤から、両大学は互角の攻防を続ける。富士大学は、相手のファウルから獲得した7mスローを連続で外して流れを失いかけるが、速攻から主将#7福岡南菜(4・花巻南)が得点するなど、国際武道大学と競った展開に持ち込んだ。
 #13菅野南(4・北村山)の連続得点で国際武道大学を引き離しにかかるが、7mスローを決め切れず国際武道大学の追い上げを許して、拮抗した展開のまま前半が終了。16-14と富士大学がわずか2点リードで後半へ。

 後半に入っても、互いに譲らない試合展開となるが、中盤から富士大学が徐々に流れを掴み始める。菅野、#5迎祐奈(4・学法石川)の得点で国際武道大学に4点差をつけると、さらに福岡、菅野と畳みかけて国際武道大学をリード。終盤に向けて、富士大学はさらに点差を広げ、36-27で国際武道大学を下してインカレ出場権を獲得した。


【女子b組】
東北福祉大学 24 (12- 7, 12-10) 17  順天堂大学 ※東北福祉大学がインカレ出場権を獲得

【全日本学生選手権大会出場権獲得チーム】
男子: 立教大学(関東) 富士大学(東北) 慶応義塾大学(関東) 仙台大学(東北)
女子: 富士大学(東北) 東北福祉大学(東北)

【個人賞(特別賞)】
男子: 角田 直也(立教大) 小田島 丞(富士大) 畠山 真和(慶応大) 加藤 創玄(仙台大)
女子: 福岡 南菜(富士大) 加藤 杏菜(東北福祉大)


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